「肉が硬くなるからしらたきを肉のそばに入れるな」
これは一般的によく言われてますよね。
僕も去年までそうしていました。
が!実際にはそうじゃないというんです。科学的な公式データもあるので、まとめてみます!
【「したらきがすき焼きの肉を硬くする」は誤解だった の解説 目次】
・なぜ「しらたきがすき焼きの肉を硬くする」という誤解が生まれたのか
日本こんにゃく協会について
あるんですね、こんな素敵な協会が。
ホームページ http://www.konnyaku.or.jp/
『こんにゃくワールド』って。それぞれのこんにゃくキャラクターも際立ってるぜ!
特に この子。。
萌えというのは、こういう感情でしょうか?これが萌えなのですか?
しかも、しらたき ですよね、この子。なんていう名前なんだろう?
こんな子が肉を硬くするわけがないですね!もうこの時点で結論が出てますよこれ。
日本こんにゃく協会からの発表内容
とはいえ、ちゃんと「日本こんにゃく協会」からの公式発表内容を確認します。
2017年2月23日に日本こんにゃく協会が発表したものです。
pdf 3枚にわたり、その根拠となるデータも含め説明しています。
「しらたき(糸こんにゃく)がすき焼きの肉を硬くする」は誤解だった
!!!!
どんな人でも1度は聞いたことがある「すき焼きのとき肉が硬くなるから、こんにゃくを近くに入れないように」という
あの話は嘘だったということです。
衝撃的なはなしですよね。私も2年前くらいから「すき焼き王になる」なんて口外していますが、その嘘を信じていました。
いわゆる神話として信じられていたわけですね。
なぜ「しらたきがすき焼きの肉を硬くする」という誤解が生まれたのか
ではなぜ、そもそも「しらたきがすき焼きの肉を硬くする」という”誤解”が生まれたのか…です。
日本こんにゃく協会が発表した内容
———-
<引用>
「しらたきが肉を硬くする」という誤解は、「しらたき」が水酸化カルシウム 等の凝固剤で固められたこんにゃく製品であることから、こんにゃくに含まれ るカルシウムのアルカリ性が肉を硬くすると考えられたためです。
———-
「こんにゃくに含まれるカルシウムのアルカリ性のせいで肉が硬くなる!」という誤解だった、というのです。
そして日本こんにゃく協会はこう続けます
———-
<引用>
しかし、「しらたき」に含まれているカルシウム成分は、「日本食品標準成分表」 でみると 75mg/100g で、同じすき焼きの具材である「焼き豆腐」の 150mg/100g の半分程度のわずかな量です。
———-
!!!!!!
衝撃的すぎる内容ですね!
この誤解の原因となっていたこんにゃくの「カルシウム成分」はじつは焼き豆腐のほうが2倍近く含まれている、と。
であれば、「焼き豆腐の近くに肉を置くと硬くなる」ということになります。
エンザイ!えんざい!冤罪すぎる!!
あとは、しらたきがあんなにふにゃふにゃなのに、肉を硬くするなんて!というはなしとしての面白さみたいなものもあったんだと思います。
コイツかわいそう (名前が分からずコイツ呼ばわり)
牛肉としらたきを使ったレシピ ←すき焼き王のオススメ
やっぱり牛肉としらたきって、相性が良いんですよね。間違いなく。
すき焼きも、もちろんそうだし。
で、すき焼き以外に牛肉としらたきを使った料理で僕がよく作るオススメのレシピの中から1つだけ紹介します。
と言っても、牛丼なんだけど。
「なんだ牛丼かよ」と思った方、すいません。ただの牛丼です。
僕は一人暮らしをしているので、仕事に持って行くお弁当は自分で作るのですが、月に10回前後はこの牛丼です笑
では材料の紹介から
・牛肉(煮込むのでバラや赤身っぽいものがオススメです)だいたい200~300gくらい
・玉ねぎ1個
・しらたき1袋
・紅生姜
・はちみつ(隠し味!)
・生姜
□ 砂糖、酒、醤油(できれば濃口)、水、本だし すべて適量!
肉と玉ねぎを食べやすいサイズにカット
↓
しらたきを熱湯でアク抜き。生姜をすりおろしてスタンバイ
↓
鍋で牛肉を炒めて(中〜強火)良い感じになってきたら、しらたきと玉ねぎを入れる
↓
だいたいなじんできたら、□の調味料をぶっこむ(蓋をして、弱〜中火で煮込む)
↓
5分ほど煮込んだらはちみつを投入(蓋をして、さらに弱〜中火で煮込む)
↓
さらに5分ほどしたら生姜を投入(蓋をして、弱〜中火で煮込む)
↓
1,2分ほど煮込んだら完成!
お弁当の場合は、常温にしてから冷蔵庫にいれて、朝あらためて火にかけて温めてから弁当箱に。
冷まして温める、と肉に味がより一段と染み込みます!
ちなみに僕は、ご飯と牛煮込みを別々の弁当箱にいれるセパレートタイプです。(写真がなくてすいません。。)
まとめ
しらたきは、牛肉を硬く固く「しない」!!