すき焼き「もも肉はかたい?」ほか部位との比較

すき焼き もも肉 かたい?

先日、職場の先輩からめっちゃ美味しそうなお肉を頂きました。

というか、「おい!美味い肉持っていくから、すき焼きしようぜ!」とのことです。

ネットでかなり良いもも肉を買ったみたいで、このすき焼き王と一緒にすき焼きを食べようと。

すき焼き王による「固くなりがちなもも肉を柔らかく食べる方法」の解説をしながら、食べました。

もも肉をやわらかく食べる方法はとても簡単だし、他の部位の肉との比較も書いてみたので参考にしてみてください!

先輩がネットで買ったというのが仙台牛A5ランクのもも肉でした。すごいじゃないか、先輩!

ビールを飲みながらいそいそとすき焼き王がすき焼きを準備します。

すき焼き もも肉 硬くならない

すき焼き もも肉かたい??

たぶん安かったはずはないであろう、仙台牛のA5。流石のサシ具合です。

30代独身男が金曜の夜に、ネットで買ったかなり良いもも肉を持って、30代独身男の一人暮らし部屋に来て、おっさん2人ですき焼きを食べるんですから。。

これはもうね、、すき焼き王でなければ泣く状況です。

先輩に何故もも肉を購入したのか聞いたところ、「中くらいの値段だったから」と即答でした。

週一ですき焼きを自宅で食べている僕も、もも肉はよく買います。というかけっこう好きな部位です。

というような話の流れから、先輩に「部位によって味とかどうちがうんだ?」という質問をされました。

僕自身、このへんはいつかブログでまとめようと思っていたのでこの機会にということで。

※おっさん2人ですき焼きのもも肉を食べながら「美味いなぁ」とか最終的には「幸せだなぁ」と語り合う良い夜でした。


もも肉の特徴

他部位との簡単な比較

すき焼きもも肉の美味しい食べ方

気になったこと


もも肉の特徴

基本的には、もも肉は他の部位と比べて脂身が少ない部位です。

しかし、「もも肉」と言っても、実はその中でいろいろな部位にさらに分かれて、また特徴も様々です。

・ランイチ:ランプ&イチボってやつです。牛のお尻の部分。ももの中でも1番柔らかいところです。

・しんたま:焼肉屋さんのロースっていうと、だいたいこれです

・スネ肉:比較的肉質がかたい部分です。筋繊維が太くて焼いて食べるのには向いてませんが、煮込むほど柔らかくなるのでシチューとかにピッタリです。

・外もも:比較的きめが粗くてかたい部分ですが、旨味がすごいです。

・内もも:柔らかさがあります。そして、脂がすくないところです。

もも肉のなかでも部分によって、特徴がだいぶ違います。料理するメニューや気分や好みで使い分けるのが良いです。

 

他部位との簡単な比較

いわゆる「すき焼き用」としてよく使われる、肩ロース・リブロース・ばら肉・もも肉の比較をしてみます。

肩ロース:肉のきめ細かさ&脂が適度なバランスで素晴らしい!鍋に入れると牛肉の風味も出やすいので、すき焼きにぴったりです!!値段もそこそこ。

リブロース:一般的には高級なお肉になります。霜降りも入りやすく、すき焼きにすると鍋全体に脂が溶けていき最高!しかも柔らかくて美味しい。

ばら肉:他の部位よりも繊維や筋膜が多くなるので、どうしても肉のきめが粗くなります。スーパーでもけっこう安く買えます。煮込みすぎると固くなりますが、ちゃんと煮込めばとても美味しいです。

もも肉:他部位との比較として書くなら「脂が少ない」ということになります!これは決して悪いことではなく、牛肉の脂身が苦手という方にはオススメです!

 

すき焼きもも肉の美味しい食べ方

この脂身が比較的少ないもも肉だからこそ、調理を誤ってしまうと、ただの固くてキチキチした牛肉になってしまいがちです。

グツグツ煮込むような鍋には不向きですが、火を通しすぎないタイミングで食べると、柔らかさと赤身特有の香りを楽しむことができます!

すき焼き もも肉 硬くならない

すき焼き もも肉食べ方

個人的な感覚としては、肉全体の半分が加熱で茶色(?)くなったら、それくらいで十分です!

(でもこの好みはかなり個人差がありますので、自分の好きな煮込み具合を見極めてください!)

とはいえ、火を通しすぎると、固くてパサパサになってしまうので要注意です。

1枚ずつ箸で鍋に入れて火を通しすぎないタイミングでさっと卵に付けて食べるのがなによりも大事だと思います。

もも肉はタイミング命!

すき焼き もも肉 硬くならない

すき焼き もも肉 火を通しすぎないで

僕はだいたいこれ↑くらいで食べるのが好きです。いやもうちょっと赤いほうが好きかな。

ここで重要なポイントは、あまり煮込まなずにサッとやっただけでも美味しく食べられるように、もも肉をちゃんと解凍しておくことです。

ちゃんと解凍していないと、サッとやって食べたら冷たかった…とか、最悪まだちょっと凍ってた…なんてことになったりします。

で、卵については、先輩のオススメの食べ方でやってみました。

それは…いったん黄身と白身をはじめに分けて、白身の方を泡立てて(メレンゲほどではないけど)そこに黄身を入れる、という卵活用法です。

たしかにこれやってる人って実はけっこう多いんですよね。僕は初トライでした。

すき焼き もも肉 硬くならない

すき焼き 卵メレンゲ風

まず黄身と白身を分けて、

すき焼き もも肉 硬くならない

すき焼き 卵メレンゲ風

白身だけを泡立てたら、そこに黄身を入れるとこんな↑感じに。

すき焼き もも肉 硬くならない

すき焼き もも肉 火を通しすぎた

そこにもも肉!(これは完全に火を通しすぎたかな…)

好きな人がたくさんいるのは納得できました。メレンゲ風すき焼き卵。口当たりがフワッとして良い感じです。

ただ、泡立てるのが地味に大変でした。

 

気になったこと

今回のブログで「肉がかたい」とか「柔らかい」とか書いてますが、これ肉のスライスの薄さによってもだいぶ違うはずですよね?

当然、薄切りのほうが柔らかくなると思います。

で、ちょっとだけ調べてみましたが、お店に(飲食店・スーパー・肉屋」によって、バラバラみたいです。。。

これに関しては、長くなりそうなので、また別の機会に書いてみます!